納豆菌とは

1.分類

 バチルス属(Bacillus)に含まれる細菌の一種です。

 バチルス属の枯草菌のうち、納豆を作れるのが納豆菌(Bacillus subtilis var. natto)です。

 

2.研究の歴史

 日本では戦前から納豆菌の抗菌作用に関する研究が行われてきました。

 パラチフス菌の保菌者に対し納豆を用いた療法を行った結果、短期間で排菌が停止したという記録も残されています。

 

3.納豆菌の粘りと効能

 納豆の特有の粘りの主成分はアミノ酸がたくさん結合したポリグルタミン酸と果糖が連なったフラクタンです。

 この粘り成分には、血栓溶解酵素として知られるナットウキナーゼの他、抗菌作用が報告されているジピコリン酸やリゾチーム等が多く含まれています。 

 また、納豆菌は悪玉菌に対してジピコリン酸やリゾチームによる拮抗作用を持つ一方で、乳酸菌や酵母菌などの有用微生物とは共生し、お互いの働きを支えあう性質を持っています。

 

4.畜産分野での活用

 家畜の飼料に納豆菌を添加することで、腸内環境の改善や下痢の軽減、発育の向上が報告されており、畜産分野でも広く活用されています。 

 弊社ではそのような納豆菌の特性を生かした、納豆菌を主原料とする各種飼料を取り扱っております。